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御影公会堂で演説会

2014年11月27日

 24日、総選挙へ向けた日本共産党演説会が、東灘区の御影公会堂で開かれました。

 宮本たけし前衆院議員・近畿ブロック比例候補と堀内照文同比例候補、つつい哲二朗兵庫1区候補が党の躍進・勝利を訴えました。私も5分間お話しました。

 宮本さんは「近畿ブロックで必ず堀内さんまで押し上げてください」と力説。
 安倍政権と対立軸のない野党とは違って「共産党はどんな問題でも対案を持った党」だとして、▽消費税増税ストップ、消費税に頼らない別の道▽「海外で戦争する国」づくり許さず、憲法9条の精神に立った外交戦略を――などの「5つの転換」を具体的に説明し、「安倍政権打倒のまたとないチャンス。真正面から対決してきた日本共産党をどうか伸ばしてください」と訴えました。

 堀内候補は「5歳と9歳の息子を持つ父親として見過ごせない」として、「海外で戦争する国」づくりを告発。「憲法9条を生かした外交こそ求められている」とのべ、「今度こそ。という思いでたたかい抜く。最後までのご支援を」と訴え、大きな拍手に包まれました。

 つつい候補は、甲南本通りにあった実家の和菓子屋が阪神・淡路大震災で被災し、お兄さんが継いだけど2年後の消費税増税のため廃業を余儀なくされたことをふり返り、「消費税増税は先送りでなく、きっぱり中止を」と主張。消費税に頼らない別の道(富裕層と大企業に応分の税負担、大企業の内部留保を一部活用し、国民の所得を増やす経済対策で税収増)を示し、「近畿比例4議席確保と、兵庫1区でも風穴を開けたい」と表明しました。

 私は、安倍政治は、国政のみならず地方政治にも深刻な悪影響を及ぼしていることを、アベノミクス第2の矢(財政出動つまり大型公共事業のバラマキ)を例に説明しました。
 安倍政権によるこの押しつけのため、全国でムダな公共事業計画が続々と復活しています。和歌山と淡路を結ぶ紀淡連絡道路とか。
 兵庫県はもともと大型事業が好きなことで有名な県ですので、押しつけのもとで必要性が疑われる高速道路網建設などムダな大型事業がどんどん拡大しています。そのためツケは県民に回され、各医療費助成の所得制限を厳しくしたり、私学の授業料補助を削減する等々福祉や教育の予算を削っています。
 ですから、ムダな大型事業をやめさせ、県民の福祉や教育を守るためにも日本共産党の躍進で安倍暴走政治をストップさせましょうと訴えました。

 もう一つ、各政党の立場にも言及しました。
 兵庫県議会は自民、公明、民主が「オール与党」を構成し、神戸市議会では、維新の党や新しくできた地域政党「神戸志民党」も自民、公明、民主とともにれっきとした「オール与党」になっています。
 国政では対立しているかのように見えるこれらの党ですが、よく見ると対立はありません。民主党は消費税増税を決めた張本人なので増税中止とは言えませんし、兵庫1区に立候補する井坂さんという維新の現職は「日本を稼げる国へ」というキャッチフレーズで、安倍政権と全く同じ立場です。
 こうした安倍政権と対決の足場がない野党の姿が最もよく表れているのが、自民党とがっちりと肩を組んで知事や市長の提案に「何でも賛成」の「オール与党」を構成している地方議会なんですね。
 ですから、総選挙で民主や維新でもいいのではと迷われた時は、兵庫県議会や神戸市議会での彼らの姿も思い起こしてほしいと思います。
 そして、国政でも地方でも自民党政治とキッパリ対決を貫く日本共産党を伸ばしていただくようお願いしました。

 東灘は去年の参院選では比例票が第3党でしたが、維新に負けていました。今回は公明も民主も維新も上回って自民に肉薄するくらいの比例票を獲得し、堀内さんを含む近畿比例4人を必ず国会に送り出すこと、小選挙区も互角のたたかいをして筒井さんの勝利をめざそうとを訴えました。
 そして、私も頑張り抜くことをお誓いしました。

 松本のり子市議が入党や赤旗購読、募金をよびかけ、西ただす市議が司会をしました、

 100人が参加され、カンパが9万円も寄せられました。みなさん「必ず勝とう」「ぜひ伸びてほしい」という熱気がこもっていました。躍進の大チャンスです。

 やるぞ~。

私も訴えました
声援にこたえる(左から)堀内さん、宮本さん、つついさん=24日、御影公会堂


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