新県議会 政務活動費の領収書ネット公開実現!
2015年06月16日
県議選を経ての新兵庫県議会が6月12日からスタートしました。
すでに報道されていますが新県議会では、議会改革の重要な柱であり、日本共産党が強く主張していた政務活動費の「領収書のインターネット公開」が決まりました。
5月27日の新議会世話人会議で今期の議会改革が議論され、各会派の合意となったものです。
2015年度分から実施されることになりました。
日本共産党県議団は、以前から「1円からの領収書添付義務付け」を主張し続けてきました。政務活動費(以前は政務調査費)の使途の根拠資料である領収書の全面公開が透明化の一番の保障であり、不正支出やムダ遣いの抑止力となるからです。
県民と全国の人たちから厳しい批判を受けた昨年の不正支出問題では、改革、再発防止策として「収支報告書・会計帳簿だけでなく、領収書などの根拠資料のインターネット公開を」と議長に申入れ、「政務活動費のあり方検討会」で主張してきました。
昨年9月の条例改正でこれまで県庁で閲覧する必要のあった書類について、収支報告・会計帳簿などはいつでもネットで閲覧・チェックできるように改正されましたが、領収書のネット公開は各会派の合意にならず、領収書は従来通りの扱いにとどまっていました。
日本共産党はその後の県議選で、政務活動費について「領収書のネット公開」や「宿泊費減額やグリーン車利用禁止」を公約に掲げ、私も強く訴えました。
領収書ネット公開は、大阪府議会や高知県議会でも実施が決まっています。選挙の審判や県民の世論を受けて、今回の実現につながったものです。
今後、領収書を含めて県民の目にさらされることになります。不正根絶、ムダ遣い一掃へすすむことが期待されます。さらに宿泊費上限の減額やグリーン車利用禁止などを実現させなくてはいけません。