橋下氏「慰安婦」暴言、こども病院移転問題報告集会
2013年05月21日
橋下氏の「慰安婦制度が必要だったことは誰でもわかるでしょ」発言(13日)。
氏はこれまでも、強制連行の事実はなかったと、歴史認識に逆行する発言をしてきましたが、「必要だった」と女性を性の道具としてしかみない立場を表明しました。
ところが、この発言が大問題になると、「自分は必要だとは思っていない」「一部分を切り取って報道したメディアが悪い、国民にも読解力がない」「その当時どの国でもやっていた(これは事実と違います。軍として行っていたのは日本とドイツだけです)」…いろいろ後からごまかし、問題をすり替えていて、見苦しいです。
しかし、13日には上の発言と同時に、「米軍の猛者の性的エネルギーをコントロールするために、もっと風俗業を活用してほしい」と沖縄で米海兵隊の司令官に進言したことを自ら明らかにしています。
つまり橋下氏は、軍人の性的欲求のはけ口として生身の女性をあてがうべきだという考えをはっきりと持っている人物です。ごまかしは通用しません。女性蔑視そのものです。
24日には慰安婦の方々にも会うといいますが、維新の会としては、発言の撤回はしないことを確認しています。石原慎太郎共同代表には謝ったらしい、誰に謝っているんでしょう。国際社会にどれだけ大きな衝撃を与えたか。国民にむけ謝罪と発言の撤回を、公職の辞職を。
5月16日憲法県政の会の抗議宣伝に参加。左から田中耕太郎知事選予定候補、 石川康宏神戸女学院大学教授・憲法県政の会代表理事、きだ。石川先生は、慰安婦問題に詳しい。 |
5月20日日本共産党女性県議・神戸市議で元町大丸前で抗議宣伝。
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今日午後は、こども病院移転問題のこの間の活動報告集会。
「政治家が歴史に学ばないことが問題となっている」慰安婦暴言問題、原発、 そして兵庫では、こども病院の問題、と柳田会長からの冒頭あいさつで始まる |
私は議会での当局との質疑を中心に報告 |
垂水から来られた3人のお子さんをお持ちの稲毛さん。 自分自身こどもが病院にお世話になり、ポーアイへ行くといざという時とても不安。 知り合いからも移転は絶対反対と代弁しておいてと言われたと発言 |
淡路島から署名を持って参加された吉田さん。 淡路からもたくさんこども病院に通われていること、県立淡路病院の移転とも関わって 沿岸部に病院を移転なんて、と署名はまず断られないと報告されました |
今年度、移転に33億円の予算が計上され、その内10億円は地盤改良など
23億円は用地取得費。土地の売買契約はまだ。
抗議はがきの提起もあり、あらたに運動を広げることを確認して終わる。