県立こども病院移転問題 テレビで放映
2011年12月17日
お知らせです!
須磨区にある県立こども病院のポートアイランドへの移転が、今問題になっていますが、20日の18時から19時の間で10分間ほど、朝日放送(ABCテレビ)でこの問題が放映される予定です。
それで昨日(16日)、日本共産党県議団の杉本ちさと県議と私がテレビ局の人から取材を受けました!
取材に来たのは、共産党が移転の問題点を指摘しているからとのことです。
ぜひテレビをご覧ください。私も短時間登場するかもしれません。
◆県立こども病院の移転問題とは…
同病院は、出産時から小児、障害児などのための総合小児医療センターで、高度かつ専門的な医療を提供する病院です。
当ブログをご覧の方でも、お子様が診察・治療を受けたという方も多いのではないでしょうか。
本館が築40年で、老朽化が進んでいるのと機能充実で手狭になってきています。県は、移転建て替えとしてポートアイランド2期埋め立て地の新中央市民病院の隣に移転する計画を進めています。
しかし、ポーアイは阪神・淡路大震災の際、液状化被害があり「孤島」となりました。その後、地盤改良はされていません(神戸市当局への聞き取りに対しての答え)
しかも東日本大震災の例から明らかなように、海のそばに災害時に拠点となる病院を集中させるなどということは、あまりにも無謀です。役割が大きい病院ほど分散させておくことがリスク管理の大原則です。
神戸市がポーアイ2期ですすめる医療産業都市構想の一部となりますが、医師会はこども病院の移転について、地震や津波などの災害時、近くのウイルス研究施設の被災による生物学的危険(バイオハザード)のリスクがあることも指摘しています。
もともと今年の年頭には「現地(須磨区)での建て替えができることが判明した」と、こども病院の院長自ら表明をされていました(こども病院ニュースレター「げんきカエル」)。
私はこの問題を一病院の移転問題としてだけではなく、「県民の命を最優先に考える県政たり得るか」、県の根本姿勢を問う問題と考え、こだわって追及しています。