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中学校給食実現の東灘区の会結成

2011年08月26日

 8/21(日)には、中学校給食を実現する東灘区の会の結成総会がありました。記念講演は料理研究家の坂本廣子先生。朝から雨模様で集まりを心配しましたが、約40人の方が集まってくださいました。

左から松本のり子市会議員、私、西ただす市会議員

 署名運動の呼び掛け人、参加団体などを確認したあと、私からは簡単に、学校給食の変遷、県の中学校給食に対しての姿勢、選択制でなく全員が食べる給食の実現などを、市会議員の松本のり子さんからはこの会が行われるまでの経過、市会の文教経済委員会でのやりとりなどをそれぞれ話し、そして交流しました。
 
 中学生を持つ保護者からは、「ずっと神戸で育ってきたから、給食がないのも当たり前と思っていたけど、他の市町でこんなにしていたとは・・・。絶対実現したい」、「必死に毎日お弁当を作っているけど、腐らないもの、食べやすいものにしようとすると、どうしても偏る。冷凍食品が常にないと不安になる」。中には「毎日メロンパン1つだけ持ってきている子がいる」と切実な実態も出されました。

 
 坂本先生の講演も、視野が広がる大変興味深い話でした。成長期の子どもの発達(特に脳)にとって、必要な栄養素を摂ることは決定的。そして食育の観点から言えば、学校の給食は食文化の継承をも担うという今日的な意義もある。これらの理由から、義務教育の間は学校給食が欠かせない、だから神戸市は「お金がかかる」とかケチくさいことを言わずに、未来の人材を育てる大事な事業にこそお金を使うべきだ、神戸空港なんかにお金をかけている場合ではない!!と力説されました。
 

 この坂本先生の講演に、いちいち納得しました。
 今後の運動の大きな力になりました!


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