東日本大震災4年
2015年03月11日
東日本大震災・原発事故から今日でちょうど4年になりました。
犠牲になられた方々に、心から哀悼の意を捧げるものです。
現在、死者数は1万5891人。震災後の傷病悪化による震災関連死は3139人にのぼり、いまなお約23万人が避難生活を余儀なくされています。
伝わってくる情報は、被災者の健康悪化、自力での住宅・生業・生活再建が困難など、残念ながら阪神・淡路大震災と基本的に同じことばかりです。本当に悔しく、辛いです。
いくら個人が努力しても、あるいは人々の善意だけではいかんともしがたい現実。阪神・淡路で目の当たりにしてきました。
仮設住宅、復興住宅で1000人を超えた孤独死、借金返済の苦しみ、借り上げ復興住宅追い出しなど今も続く被災者の苦しみ。この阪神・淡路と同じ道を絶対にくり返してはいけません。
阪神・淡路の負の教訓を生かすには、生活再建に足る公的支援をはじめ国が被災者支援を抜本的に強めること以外にはありません。被災者を助けられるのは政治だけです。
阪神・淡路大震災を体験し、兵庫で政治に関わる者として、このことを主張し続けなければと思います。