建設常任委員会
2019年06月24日
○(3 付託議案審査)
第53号議案 使用料及び手数料徴収条例及び警察手数料徴収条例の一部を改正する条例中 関係部分
第57号議案 兵庫県道路公社が播但連絡有料道路と播但連絡有料道路(2期)を一の道路として徴収している料金を変更することについての同意
第58号議案 兵庫県道路公社が遠阪トンネル有料道路の料金を変更することについての同意
第61号議案 主要地方道豊岡竹野線(仮称)城崎大橋橋梁下部(P2・P4橋脚)工事請負契約の締結
第62号議案 県営明石大久保南住宅建築工事請負契約の締結
第63号議案 県営明石舞子北第1住宅建築工事請負契約の締結
以上6件を一括議題とし、総務課長の説明を聴取した後、質疑並びに意見の開陳を行った。
(主 な 発 言)
○(きだ 結委員)
第61号議案についてである。事前に技術評価点内訳書によって、技術提案型で限られた予算の中でいかにして品質、技術の良い業者を選ぶかを説明されたが、同時に、現地でガードマンの人員や下請の方の賃金が確保されているかといった点は、契約に際してどのように評価されているのか。
同様に、第62号、第63号議案についても教えてほしい。
○契約管理課長(大谷浩司)
第61号議案についてである。公共工事は総合評価落札方式をとっており、この工事では、低入札価格調査制度を適用している。一定の金額以下であれば特別に調査し、問題がある場合は契約できないようにしている。本案件については、賃金の中味まで詳しく分からないが、調査基準価格以上の入札であったことで、適切な工事ができると判断して落札決定したものである。
○公営住宅課長(松浦 純)
第62号及び第63号議案についてである。この工事は、通常の入札方式により、仕様の中で工事の安全確保を記載している。本6月議会で承認いただければ、事業者と調整しながら最終的に方法を決定し、地元説明による了解を得てから工事に入るような形をとっている。
○(きだ 結委員)
いずれにしても、現場ではガードマンのいない時間が非常に危険であると耳にしているので、せっかくの契約でそのようなことのないようにしてほしい。
続いて、共産党の意見開陳を申し上げる。
第53号議案について、二級建築士または木造建築士の免許手数料及び試験手数料を消費税増税時に引き上げ、県民に転嫁するのは賛同できず、反対である。
第57号議案及び第58号議案について、それぞれ第53号議案と同じく、消費税増税時に通行料金の引き上げ、県民に増税の負担を転嫁するもので反対する。
第62号議案及び第63号議案は、それぞれ県営住宅の建替そのものには反対ではないが、第62号議案にかかる当該住宅建替の全体計画は、明石大久保南住宅266戸、明石大久保第4住宅64戸、明石大久保第5住宅97戸、計427戸を新しい明石大久保南住宅に集約して、戸数を345戸に82戸減らすものである。
また、第63号議案の県営明石舞子北第1住宅建替の全体計画は、住宅棟数を集約し、370戸から220戸に150戸減らすもので、今回は第1期として、8号棟と10号棟を一つにして戸数を100戸から80戸にするものである。若年者の雇用の悪化や高齢者世帯の生活悪化を背景に、また単身世帯の増加など、民間住宅では入居困難な方の住宅として、県営住宅の役割と必要性はますます高まっており、建替を契機に減らすことについて反対である。
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