建設常任委員会
2019年11月14日
○(2 閉会中の継続調査事件)
「交通基盤等の整備について」を議題とし、「道路整備」について、道路企画課長の説明を聴取した。
○(きだ 結委員)
① 道路整備事業について、広域につなぐ必要もあるが、その間の地域が疲弊、衰退する現象もでてきているのが実状と思う。以前、北近畿豊岡自動車道ができてから人が出石に下りて来なくなったと観光関係の方が言っていた。
また、山陰近畿自動車道の一部開通時には、9号線の飲食店などでスキー客の入込が期待できる時期に人が減り、相次いで閉店したとの話も聞いている。何か対策があれば聞かせてほしい。
② 自転車専用通行帯は区間が限定的でその先が消えるのと、住宅地では車が出入りし、バス停では車を停めざるを得ない状況がある。結局、そこが危険で歩道を走っている方が多くいる。以前、歩道の中に自転車専用通行帯を作っているのを見たが、そのようなことを推進しているのか。
○道路企画課長(小山健一)
① 大きく移動できると選択肢が広がり、大きな店、施設に人が集まることはあると思う。この前、浜坂道路が開通したが、道の駅で売り上げが上がり傾向のところもあるなど、広域で移動できるからこそ、逆に向こうから来てもらう部分も大きな効果としてある。それぞれの地域で高速道路ができる前から、地元の市町、商工会議所等と相談しながら魅力ある施設等の準備をしていくことが重要なのかと思う。
○道路保全課長(山田 弘)
② 以前は県でも歩道の中に一部自転車を歩道の色を変えて通れるようにしていたが、平成28年に国のガイドラインが変更になり、自転車と歩行者は分離すべしとなって以降、ストップしている。基本的に歩行者と自転車は分離して整備を進めていきたい。
○(きだ 結委員)
② デイサービスであったり、どうしても車を駐停車しなければならない場合などは仕方がないという形で推進することになるのか。
○道路保全課長(山田 弘)
② その辺は警察と連携しながら対応を考えたい。
○(きだ 結委員)
③ 道路施設の老朽化対策実施箇所数が表で示されている。橋梁4,680橋のうち、10ヵ年で取り組む箇所数が705橋とあるが、その見方を教えてほしい。OBの力を借りながら人材を確保・育成することは非常に大事である。
地元の青木では、歩道橋が破損して通行止めになっている箇所がある。そのようなところが県下でたくさんあると思う。もう少し老朽化対策のピッチを上げないといけないと思うが、その辺はどうか。
○道路保全課長(山田 弘)
③ 4,680は橋梁全体の数で、点検を行うと補修が必要な橋梁が705であった。この老朽化対策を10年間で取り組んでおり、今年度完了予定が80で、予定どおりのペースで進んでいる。横断歩道橋は総数193のうち、10年間で137箇所の対策をとっていきたい。
○(きだ 結委員)
③ 10ヵ年とのことであるが、先ほどの青木の歩道橋はできてから46年経っていて見た目から非常に古かった。国道43号線には完成から50年以上経った歩道橋が複数あるとのことなので、できるだけ前倒しで進めてほしい。
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