被災1週間
2011年03月19日
東日本大震災の犠牲者が18日で6911人になり、ついに阪神・淡路大震災を超え、戦後未曾有の規模になりました。
避難所などでまともな生活ができず医療も受けられないなか、体調を悪化させて亡くなる関連死も起きてきました。阪神・淡路でさんざん体験したことです。
地震と津波に遭ってせっかく助かった命が…。やり切れない思いです。
原発事故も、危険度がスリーマイル島と同等のレベル5と判定されました。
被害は拡大するばかり。救援を待つ人が山のようにいるのに、支援の手が及んでいません。焦りを覚えます。
自分にやれることをしっかりやることが大事なんだと言い聞かせ、今日も街頭で救援募金を訴えています。
そんななか、今日の「しんぶん赤旗」1面に、避難所になった岩手県宮古市の小学校で卒業式が行われたという記事が載っています。
各地で卒業式が中止されるなか、学校と保護者、避難の人たちが話し合い、「子どもたちが希望を持って未来に向かってすすんでほしい」と、あえて実施したそうです。
先生や避難の人たちが手を合わせてつくったアーチをくぐり、みんなの拍手で送り出される、少し気恥ずかしそうな子どもたちの写真…。
こみあげてきました。